カンボジアに行ったことはありますか?
私はこれまでたくさんの国に旅行に行ってきましたが、記念すべき1カ国目はカンボジアでした。
それも観光ツアーではなく、小学校のボランティアに一週間。
この一週間は本当に濃く、子供たちと真夏に汗も化粧も全く気にせずはしゃいだ楽しさや無邪気さ、最終日のお別れの寂しさに、初めて彼らの環境で生活した時の数えきれないほどの衝撃。
全て数年経った今でも鮮明に覚えています!
そんなこんなで私は、カンボジアに行くなら絶対にボランティアにしたほうがいいと思っています。
最高の思い出ができるのはもちろん、視野が広がり世界が広がり、物の見え方が変わってきますよ。
今日はそんなカンボジアボランティアについて書きたいと思います。
どんな一週間?ボランティアツアーの概要
私は地球の歩き方の、村の小学校で体育を教える活動7日間というボランティアツアーで行きました。
簡単に日程をまとめると、
1日目:シェムリアップに到着、自己紹介
2日目:運動会の事前準備、歴史の授業
3日目:ボランティア
4日目:ボランティア
5日目:アンコールワット、アンコールトム観光
6日目:トンレサップ湖クルーズ観光
7日目:帰国
というような感じだったと思います。
ボランティア3日くらいあったような気もしますが、、大体こんな感じの日程です。
ボランティア内容は子どもたちとの運動会を企画すること
ボランティアの内容は、村の小学校で運動会を企画すること。
私たちは、チームに分かれてリレーや玉入れ、綱引きや応援合戦をしました。
言葉にすると簡単なことばかりですが、相手は言葉が全く通じない上に、運動会どころか体育の授業もやったことがない子どもたち。
小学校でのボランティア自体はたった2,3日だった割に、夜な夜なホテルで集まり、準備体操の準備をしたり、競技を考えたり、折り紙でメダルを作ったり、応援の準備をしたり、、、
毎晩かなりの必死さと疲労度でした。
今思うと、体育祭前のような気分でしたね。
当時は、今日はもういいじゃん。寝ようよ。と思っていたけど、振り返るとみんなで目標に向かってとにかく一生懸命で最高に青春で、今すぐ戻りたいです。(笑)
そして当日を迎えると、準備の疲れなんて全部吹っ飛んで、頑張ったー!と感動する。
実際、運動会は大成功で子どもたちも大喜びで、寝不足なんて速攻で忘れていました!
子供たちの生活や環境、言動全てに驚かされっぱなし
ボランティア中は、子どもたちの生活や環境に驚くばかりでした。
例えば、運動会前に準備体操をしますよね。
日本でおなじみの屈伸や首回し等、全ての動きがめちゃくちゃウケます。
カンボジアの子供たちは、準備体操というものをしたことがないそうです。
リレーをしたらゴールテープをどうすればいいのか分からず掴んでしまいますし、私が持っていたドンキで300円で買った帽子も、女の子が大興奮で順番にかぶって、ポーズを決めていました。
子どもたちの行動ばかりではありません。
トイレはグランドに穴があいているだけのような簡易スタイルでしたし、教室にはバナナとココナッツにストローが刺さっただけの飲み物が用意されていました。
井戸から水を汲んでいましたし、学校の周りには建物なんて一つもなかったです。
とにかく感動!一生忘れない思い出になる
たった2,3日のボランティアですが、お別れは1年間一緒にいた並みに寂しかったです。
この写真は、お別れの挨拶をした後、私たちが乗っているバスをずっと走って追いかけてきてくれている子どもたちの写真。
やばくないですか、、、、
せっかくカンボジア行くし、ボランティアでもしてみようかな?
なんて軽く思いついたこのボランティアが、カンボジアの子どもたちにとってどれほど特別な2,3日だったのか実感し、感動と寂しさと、ありがたさと、、、
なんとも言えない感情になりました。
この感情は本当に、カンボジアのボランティアに行かないと分からない!
もちろんアンコールワットなど観光地巡りも充実
ボランティアツアーですが、もちろん観光地も一通り連れて行ってくれます。
ボランティアで一緒に過ごしたガイドさんが着いてきてくれるので、歴史や意味も詳しく教えてくれて、観光ツアーとしてもかなりありがたかったです。
アンコール遺跡群の観光チケットも手配して配布してくれました。
簡単にツアーに含まれていた場所を紹介しておきます。
・アンコール・ワット (Angkor Wat)
・アンコール・トム (Angkor Thom)
・ベンメリア (Beng Mealea)
・タ・プローム (Ta Prohm)
・トンレサップ湖 (Tonlé Sap)
それぞれの場所の詳細は下記記事にまとめました!
👉アンコール遺跡群はラピュタの世界!カンボジアおすすめ王道観光地5選
ちなみに運動会の準備がなければ夜は基本的にフリーで、街中に買い物に行ったり飲みに行ったりしました。
夜、街中を女だけで歩いていても、全然大丈夫です!
僕たちは世界を変えることができない
僕たちは世界を変えることができないという話を知っていますか?
葉田甲太のノンフィクション書籍で2008年に発売され、2011年に向井理が主演で映画化しました。
大学生がカンボジアに行き、カンボジアで小学校を作ろうとする話です。
私たちは学校を作るわけではないですが、ボランティアにイメージが湧かない、想像できない、カンボジアを見てみたい、また、ボランティアに行ったことがある、、、
つまりカンボジアに興味を持ったことがある人は全員読んでみてほしいです。
もっと引き込まれると思います。すぐ行動したくなります!
余談ですが、映画での大学生グループメンバーは、向井理、柄本佑、松坂桃李、窪田正孝という豪華メンバーです。(驚)
ボランティアメンバーはいまだに仲良し
最後ですが、たった一週間カンボジアで一緒に過ごしたメンバーは、数年経った今でも仲良しです。
ただ旅行に行っただけならここまで仲良くはなかったと思いますが、苦楽・感動を共にするってやっぱりすごい。
せっかくカンボジアに行くなら是非、ボランティアにしてください。
必ず、ただの観光旅行では得られない、一生の思い出ができます。
素敵な旅にしてくださいね❤︎