ニューヨークで、自由の女神を見てきました。
ニューヨークに行ったら必ず訪れる観光スポットだと思いますが、調べてみると意外と奥が深いのは知っていますか?
会いに行く前に知っておくべき、自由の女神の意味と、行き方諸々をまとめます。
そもそも自由の女神(Statue of Liberty)とは?
自由の女神はアメリカ独立100周年を記念して、フランスから贈られた女神像です。
え?アメリカで作られたものじゃないの?
と思いますよね。イギリスからの独立戦争中、アメリカはフランスと友好関係を結んでおり、独立おめでとうということでアメリカとフランスが共同して制作したそうです。
ちなみに高さは、台座を合わせると約93m!一緒に写真を撮るのは一苦労です。
自由の女神が持っているものの意味
右手には松明
まず自由の女神は右手を挙げており、松明(たいまつ)を持っています。
この松明は自由を意味し、自由で世界を明るくするぞ!という意味が込められています。松明は24金の金箔で覆われています。
左手には独立宣言書
次に左手ですが、独立宣言書を持っています。
左手にはアメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」とローマ数字で刻印された銘板を持っている。
王冠のとんがりは7つ
自由の女神はトゲトゲの王冠をつけています。
トゲトゲは全部で7本あり、7つの大陸と7つの海を表しているそうです。自由が世界中に広がるようにですね。
7つの大陸(七大州)
- アジア州 – アジア大陸(ユーラシア大陸の一部)とその周辺
- ヨーロッパ州 – ヨーロッパ大陸(ユーラシア大陸の一部)とその周辺
- アフリカ州 – アフリカ大陸とその周辺
- 北アメリカ州 – 北アメリカ大陸とその周辺
- 南アメリカ州 – 南アメリカ大陸とその周辺
- オセアニア州(大洋州) - オーストラリア大陸とその周辺および太平洋の島々
- 南極
7つの海(七大洋)
- 北大西洋
- 南大西洋
- 北太平洋
- 南太平洋
- インド洋
- 北極海(北氷洋)
- 南極海(南氷洋)
当たり前の話ですが、自由の女神の頭に私たちの自由への願いも込められていると思うとなんだか少し嬉しいですね。
足元には引きちぎられた鎖
📸National Park Service U.S. Department of the Interior
直接見ることは難しいと思いますが、自由の女神の足元には鎖がついています。
この鎖はつながっているのではなく、引きちぎって踏んづけているんだそうです。
全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴している。
アクセス
自由の女神へは、バッテリーパークからフェリーに乗ってリバティ島へ行きます。
バッテリーパークへは、タイムズスクエア駅からダウンタウン行きに乗り、最終のSouth Ferry駅で下車。
駅からは人の流れについていけば、気づいたら公園の中にいると思います。
公園からも小さくですが自由の女神が見えるので、ついにきたー!と興奮状態になりますよ。
チケットの取り方
📸National Park Service U.S. Department of the Interior
バッテリーパークからリバティ島へのフェリーはチケットが必要となります。
公式サイトまたはチケット代行サービスで事前にオンライン購入
チケットは3種類あり、公式サイトから買うことができます。
1. RESERVE TICKET (リバティ島上陸のみ)
- Adult(大人)$18.50
- Senior 62+(62歳以上) $14
- Child 4-12(4−12歳まで): $9
2. PEDESTAL RESERVE TICKET(リバティ島&台座まで入れる)
- Adult(大人)$18.50
- Senior 62+(62歳以上) $14
- Child 4-12(4−12歳まで): $9
3. CROWN RESERVE TICKET(リバティ島&台座&冠部分まで上がれる)
- Adult(大人)$21.50
- Senior 62+(62歳以上) $17
- Child 4-12(4−12歳まで): $12
全て英語ですが、BUY NOWボタンをどんどん押してけばいけたので、比較的簡単でした。
英語が不安な方でも最近は、便利なチケット代行購入サービス等もあるので、代わりに取ってもらってもいいですね。
手数料が1000円程度かかりますが、日本人の方とのやりとりだけで購入できるのでお手軽です。
※2. 3.は事前予約でしか購入することができません。
また3の冠まで行くチケットはかなり先まで予約が埋まっており、今購入しようとしたところ、4ヶ月後の日にちしか指定できなかったので、行かれる方は前々から購入しておいてください!
現地で購入(リバティ島への上陸のみ)
自由の女神の中に入らず、リバティ島への上陸のみ希望の場合は、バッテリーパークでもチケット購入ができます。
着いてみると分かると思いますが、フェリー乗り場あたりに、見るだけで心が折れそうになる長蛇の列があったら、それがチケット売り場です。
私はノープランで行ったので、現地で買うことになりましたが、真夏の炎天下の中2,3時間並びました。
チケットを購入してからフェリーに乗るまでもまたまた長蛇の列で、私はその日はチケット購入だけで諦め、翌日の早朝に再度行きましたが、無駄すぎるのでおすすめはしません。(笑)
なるべくあらかじめチケット購入しておくことをおすすめします。
また、購入し忘れてしまった方は、早朝に行けば比較的空いていたので、早朝に行ってみてください。
バッテリーパーク発のフェリーは、朝8:30から午後5:00までです。
ツアーに申し込む
一番安心なのは、ツアーに申し込むことです。
自由の女神を含んだツアーはたくさんあるので、自分の旅行に合ったツアーを見つけることができると思います。
旅行中ずっとガイドさんと一緒に回り、日程が組まれているというスタイルのツアーではなく、スポット毎で申し込めるツアーが、楽ちんでおすすめです。
昔から知っている自由の女神にこんな深い意味があったとは、驚きですよね。これから行かれる方は是非、歴史を知った上で楽しんできてください❤︎