留学する国が決まったら、次は学校を選びますね。
マルタには語学学校が意外とたくさんあります。
私はその中で、Sliema(スリーマ)にある、IELS (Institute of English Language Studies)という学校を選びました。
今日は私が学校選びで意識したポイントとその結果をご紹介します。
重視したポイント
日本人率と多国籍な環境
マルタを選んだ理由の記事の中で、留学において日本人の多さはやっぱり重要だと書きました。
👉【大人留学】私が人生の夏休みにマルタ共和国を選んだ理由。学生留学とは違う国の選び方
これは国選択だけでなく、学校選択も同じです。
せっかく日本人が少ない国を選んでも、その数少ない日本人が全員同じ学校にいたら、かなりの人数になってしまいますからね。
日本人は少なければ少ないほどいいと思います。
また、日本人が少なくても残りが全員イタリア人だったら意味ないです。
いや、意味はありますが、日本人が日本人同士でついつい固まってしまうように、イタリア人ばかりだとやはり、イタリア人で固まってしまいます。
それじゃ寂しいですよね。
ということで、私は日本人率と多国籍な環境を一番に重視しました。
寮の綺麗さと雰囲気
寮に住むことは先に決めていたので、寮の綺麗さや寮の雰囲気はかなり重視していました。
👉【留学経験談】ホームステイと寮の差は歴然!絶対に寮を選んだ方がいい理由
せっかく友達をたくさん作れるように寮にしたのに、他のメンバーが部屋に籠っているような環境では意味がないですからね。
留学生が集まる滞在先であればそんな場所はなかなかないと思いますが。
また、欲張りですが、寮の綺麗さやハウスキーパーさんの掃除頻度もかなり重要です。
私は日本でシェアハウスに住んでいますが、やはり海外の人より日本人の方が綺麗好きなイメージがあります。
もし掃除しないタイプの人と同じ部屋になって、キーパーさんが一週間に一回だったら地獄、、、(笑)
街中からのアクセス
留学ではとにかく人と関わりたい!
目的は英語力UPよりも人生の夏休みを楽しみたい!
と考えていた私が、最後に考えたのは街中からのアクセスでした。
学校はもちろん、寮も、街中に出るのに1時間かかるようでは困ります。
今考えればマルタは狭いので、そこまで遠い場所はないような気もしますが、街中へはすぐ行ける場所にしようというのは考えていました。
学校ごとに費用は異なる?
最後に費用です。
国選びの際はかなり費用を重視していた私ですが、学校選びの際は、費用はあまり考えませんでした。
一つの学校でもコースや取る時間数によって費用は異なりますし、逆に言えば大体同じような内容なら、どの学校でも費用はそんな大差がない印象でした。
通ってみた結果
上の3つの理由から私が選んだ学校はIELS (Institute of English Language Studies)です。
結論から言うと、全て完璧でした。パーフェクト。
他の学校は通っていないので正直比較することはできませんが、私はこの学校を選んで大正解でした。
日本人率と多国籍な環境
IELSはマルタの中でも代表校の一つに数えられる、大規模な学校です。
学生の人数もかなり多いですが、日本人はほんのわずかで、私がエージェントに話を聞いたときは、日本人率たった3%でした。
私が出会った友達は、ヨーロッパ40%、南米30%、トルコ20%、韓国8%、日本2%という印象です。
友達50人くらい集めてBBQをしても、日本人は私しかいなかったので大体そんな感じですね。
ただ、日本人がいないというわけではありません。
学校にも寮にも日本人は数人いましたし、その数人は日本人だけで固まっていました。
私は、日本人と固まらない!と決めていたので挨拶をする程度でしたが。
他国の友達になんで日本人と仲良くしないの?嫌われているの?とからかわれていました。(笑)
逆を言うと、トルコ語やスペイン語が飛び交っていることがよくありました。
スペイン語を話す国って意外と多いんですよね。ちょっと勉強したくなりました。
英語で話して!と言えば、笑いながら英語で会話してくれましたが、つい同じ言葉の国同士で固まって話してしまうのは、海外の人も同じみたいです。
寮の綺麗さと雰囲気
📸DAY’S INNの画像は全て、 MALTA Naviよりお借りしています。
寮は、IELSの学生のほとんどが住んでいる、DAY’S INNを選びました。
学校から徒歩7分ほどのところにあり、元々ホテルだった建物を改装したそうで、部屋も共有スペースもとにかく清潔です。
寮という言葉から連想する滞在先からは程遠いです。これはホテルです。
この部屋はちょっとお高い部屋ですね。
ここからテレビとキッチンスペースをなくした部屋が通常の部屋です。
ちなみにハウスキーパーさんは、毎日かかさず来てくれます。
ここはみんながご飯を食べるスペースです。
左側に少し見えるガラス張りのところがキッチンで、そこで作って食べていると自然と人が集まってくるシステム。
奥に大きなテレビが一つだけあり、そこでみんなでビール片手にサッカーを応援する時間は最高でした。
ご飯スペースのもっと奥にこのスペースがあります。ベランダです。
ここにはなぜかトルコ人がいつも集まっていて、私たちは面白がってこのスペースをターキッシュガーデンと呼んでいました。(笑)
ただ、このベランダでの会話、音楽はほとんどの部屋に響き渡ります。
寝ているのに、ベランダからの爆音の音楽で目が覚めることもしばしば。
最後にこれはロビーです。
暇な時間はここにいればたいてい、予定ができるラッキースポット!
ちなみに写真にはありませんが、屋上はプールになっています。
Sliemaの街が一望できるプールは最高で、ビーチまで行く時間がない時はいつもそこにいました。
洗濯機はロビーの人に言うと使わせてもらえるシステムで、いくらかお金がかかります。
街中からのアクセス
IELSは、マルタのSliema(スリーマ)という街に位置します。
マルタ一番の都会である、St. Julian’s(セントジュリアン)や、もちろんその中にある学生の一番の遊び場、Paceville(パーチャビル)までもバスで10分程度で行ける便利さです。
大都会もいいですが、こんな遊び場に住んだら疲れちゃいますよね。(笑)
都会への近さにも関わらずSliemaの街自体は、ショッピングモールやスーパー、郵便局に薬局など、生活に必要なお店は全て徒歩圏内にあり、地元の人もたくさん住んでいる住宅街で落ち着きがあります。
また、なぜかどこに向かって歩いても大抵海が近く、対岸には首都Valletta(バレッタ)が一望できます。
しかもVallettaにはフェリーで5分で行けますよ。
👉【マルタ観光】市街丸ごと世界遺産!とにかく映えるマルタ共和国の首都Valletta(バレッタ)
Sliema自体も住みやすいし、派手に遊びたくなったらSt. Julian’sに10分、観光したくなったらVallettaまで5分。
いい場所すぎますよね。
他にIELSを選んで良かった理由
観光もPARTYも学校のアクティビティ!
これは学校アクティビティの紹介のチラシです。
IELSでは、ロビーに毎週この紙が置いてあり、日付、時間、費用、集合場所が書いてあります。
この中から行きたいものがあれば選んで受付に名前を書くと、連れてってくれるというシステムです。
観光系は自分でバスやフェリーで行ったほうが安いので使いませんでしたが、私は毎週月曜にあるWelcome partyと、毎週金曜にあるInternational partyに全参加しました。
とんだparty好きだと思われるかもしれませんが、毎週月曜に入ってくる新しい留学生と確実に初日に友達になれますし、お酒もほとんどタダで飲み放題!(笑)
ちなみにpartyはもちろん、Paceville(パーチャビル)です。
party嫌いの子でも初日だけは大抵Welcome partyに参加してくれるので、このアクティビティのおかげで友達がたくさんできました!
Generalクラスもスピーキング重視
他の学校がどうなのかは分かりませんが、IELSはSpeaking以外のクラスも会話重視で授業が進んでいきました。
そうとは知らず私は、Generalクラスとは別にSpeakingクラスも取っていたのですが、必要なかったかな?と思うほどです。
もちろん単語の勉強やリスニング、長文読解もありますが、随所随所に発言の場が与えられます。
最初は、自分がうまく話せないのがわかっているのでおどおどしていましたが、気付いたら誰でも、大声で堂々と間違った答えを言えるようになっています。(笑)
たった10名程度の場ですが、この度胸も留学の収穫ですよね。
授業を休んでも安心!プライベートレッスンをしてくれる
私はマルタの留学中、スペイン、フランス、イタリア、ドイツに旅行にいきました。
授業を休んで何度も旅行に行った私にとって、プライベートレッスンはかなり有り難かったです。
旅行の日程を事前に伝えておくと、その分の振替をマンツーマンでしてくれます。
海外っぽいなあと思ったのが、まずお気に入りの先生に日程を伝え、自分で空き時間を抑える→学校側に、この日程でこの先生でプライベートレッスンをしますと伝え、許可をもらうという流れです。
自分で直接先生にアポを取りに行くスタイル!
マンツーマンなので嫌いな先生になったら最悪ですが、自分で選べるなら安心ですね。
何がしたい?と聞かれスピーキングと答えた私は、毎日1時間半ぶっ通しで、ただ先生と会話し続けました。
優しくて大好きな先生だったので全然苦ではありませんでしたが、今思うとすごいことだなあと我ながら感心します。(笑)
プライベートレッスンは使わない手はないです。
日本人スタッフのフォロー
最後に、IELSには日本人スタッフがいました。
私は関わることはなかったですが、もし何か問題が起きた時、学校側に日本人がいるというのは心強いと思います。
何もないほうがいいですけどね。
いかがでしたか?
私はIELSの留学生活が最高だったので、IELSをおすすめしていますが、実際に他の学校に通ったわけではないので、他の学校には他の学校の良さがあると思います。
エージェントの方とよく話し合って、後悔のない選択をしてください❤︎