京都の南禅寺というお寺を聞いたことがある方は多いと思います。
このお寺で何より有名なのは紅葉!
ピークの時期に行くと180度真っ赤な紅葉に囲まれます。
また、最近は南禅寺にある水路閣も映えると流行っていますね。
今日は話題の南禅寺と、その奥にある最勝院で御朱印を頂いてきたのでご紹介します。
南禅寺とは?大迫力の虎の間
南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山であり、正式名称を「瑞龍山 太平興国南禅禅寺」と言います。
室町時代をはじめ3回の火災で焼失し、現在のものは江戸時代初期以降に再建されているそうです。
広い境内には2000本以上の紅葉!
秋は美しい紅葉を一目見ようとたくさんの人が集まります。
また敷地内に進むと目の前に大きな三門。
こちらの三門は別名「天下龍門」と呼ばれ、日本三大門の一つとされています。
「絶景かな、絶景かな」という有名な言葉がありますが、この言葉は石川五右衛門が南禅寺三門からの満開の桜の景色を愛でて言った台詞だそうです。
四季折々まるで絵画のような景色が広がっています。
ちなみに三門の楼上は登ることができ、拝観料は大人500円、高校生400円、小中学生300円です。
また個人的におすすめなのが、南禅寺の小方丈にある虎の間。
狩野探幽が描いたとされる群虎図の襖絵が40面があり、大迫力です。
南禅寺へのアクセス
南禅寺までは電車やバスで行くことができます。
電車の最寄駅は、京都市営東西線 蹴上(けあげ)駅。
京都駅からは一度乗り換えもありますが大体20分前後で、蹴上駅から歩いて7分程で到着します。
京都河原町駅、京都駅から南禅寺直通のバスも出ています。
京都駅から35分弱、京都河原町駅からは25分弱で到着するので、時間が合えばバスで行った方が便利ですね。
南禅寺には大きな駐車場もあるため車で行くこともできますが、京都は道路が渋滞していることが多く、駐車場もすぐに満杯になってしまうので、公共の交通機関を利用した方が安心かと思います。
インスタ映えで話題の水路閣
最近インスタ等で話題になっているのが、南禅寺の水路閣。
1888(明治21)年に作られた、全長93.2m、高さ9mのレンガ造りのアーチ型橋脚の水道橋で、琵琶湖から水を運んでいます。
これまでたくさんのドラマやアニメなどのロケ地としても使われており、有名なスポットですね。
写真を撮っている人がとにかく多くかなりの人混みでしたが、お寺にレンガ造りというおしゃれな組み合わせはここだけ!
是非見に行ってみてください。
通常御朱印は書き置きのみ 料金と受付時間
南禅寺の御朱印は通常書き置きのみですが、御朱印帳を購入すると、1ページ目に手書きの御朱印が書かれています。
画像は、御朱印帳に書かれていた御朱印です。
書き置きの通常御朱印の値段は300円で、拝観時間以内に行けば本坊受付にて頂けます。
とても大きな建物で分かりやすいと思います。
時間は変わる可能性があるので、必ず行く前にHPをチェックしていってくださいね。
御朱印帳がかっこよすぎ
南禅寺のオリジナル御朱印帳がこちら。
かっこよすぎて思わず購入してしまいました。
南禅寺の虎の間にある、大迫力の群虎図の襖絵が、そのまま御朱印帳にデザインされています。
こちらを購入すると、1ページ目に手書きの御朱印帳が書かれています。
値段は御朱印も合わせて、1700円。
水路閣がデザインされたオリジナル御朱印帳もあり、そちらは1600円です。
南禅寺の奥にある最勝院高徳庵とは?
🌍〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86−2
南禅寺から水路閣の方へ進むと、奥に最勝院高徳庵というお寺があります。
臨済宗南禅寺派大本山の南禅寺の塔頭寺院で、通称は駒ヶ滝最勝院。
写真のような大きな看板(?)が出ているので、分かりやすいと思います。
南禅寺に比べると境内は小さめですが、境内全体に広がる紅葉がとても美しく、こちらも混み合っていました。
最勝院の御朱印 料金と受付時間
最勝院で頂いた御朱印はこちら。
こちらは御朱印帳に直接書いていただけます。
値段は500円。
御朱印の受付時間の記載はなかったため、明確には分かりませんが、拝観時間が9:00~16:00とのことなので、その間に行けばいただけるかと思います。
催し事や季節によって、時間が異なる場合があるので、必ず情報を確認してから行ってみてくださいね。
不安な場合は勇気を出して電話してみると、快く教えてくれると思います。
比較的狭い境内ですので、御朱印の場所もすぐ分かりました。
歴史も深く、見どころも溢れる南禅寺&最勝院。
是非行ってみてください。